ザ・タワー 超高層ビル大火災の予告ムービー
映画「ザ・タワー 超高層ビル大火災」の見どころ
お隣の国、韓国が誇る大迫力ディザスター・ムービーがザ・タワー超高層ビル大火災です。
タイトルからも想像できると思いますが、韓国のとある超高層ビルが火災に見まわれ大パニックになるというのが大まかなストーリーになります。
主演はTSUNAMI-ツナミ-でも知られるソル・ギョング、白夜行-白い闇の中を歩く-のソン・イェジンら韓国の実力派俳優が務めます。
ディザスター・ムービーというとどうしても災害そのもののリアリティや迫力に目が行ってしまいがちですが、この2人の見事な演技も見逃せません。
韓国映画のレベルの高さをまざまざと見せつけてくれます。
物語の舞台は韓国ソウルにある汝矣島、ここにはタワースカイという地上108階建ての超高層ビルがそびえ立っています。
タワースカイはクリスマスイブということもあって多くの人で賑わっており、そうした人をターゲットにしたフードモールで働くスタッフも忙しく動きまわっています。
そんなフードモールのマネージャーを務めるユニは仕事中ボヤ騒ぎに遭遇します。
幸いボヤで済んだものの、ユニはこの時タワースカイの換気設備に不安を抱きます。
そしてこの不安は最悪の形で現実のものとなるのです。
タワースカイの会長はタワースカイ周辺に10機のヘリを飛ばし、そのヘリから粉雪を降らせるという演出を行います。
素晴らしい演出になるはずでしたがそのうちの1機が操縦不能になりなんとタワースカイに激突、爆発炎上してしまいます。
タワースカイはあっという間に炎に包まれ、やがて巨大の炎の塊となってタワースカイ内部に居た人たちを襲います。
この作品は火災が起きた後、ビル内部から脱出しようとするサバイバルの様子、そしてそうした人達を救出しようとする消防士達の奮闘、2つの視点から展開していきます。
極限の状態でどんどん追い詰められていく人間、そして自分の命を顧みずに誰かを救おうとする人間の内面がよく描かれておりただただ派手なだけのディザスター・ムービーとは一味違います。
実写とCGを組み合わせた映像も迫力満点で、火災の恐ろしさや熱さが見ているこっちにも伝わってくるようです。
人間は命の危機に迫られた時どういった行動をするのか、またはどんなことを考えるのか、映画とはいえこうした点が生々しく映像化されています。
ビル内部に取り残された人達は助かることができるのか、消防士達は無事に救出することができるのか、迫力ある映像とともに見どころになっています。