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映画 母の身終い

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実家じまいとは 実家の終活

「実家終い・実家じまい」とは、親が住んでいた家を片付けて売却や譲渡をすることで管理から手離れし、自分の実家としての役割を終えることです。

いわば実家の終活ですね。

  • 親が高齢になって施設に入るので住む人がいない
  • 親が亡くなった後に同居していた家族が他の場所に引っ越す
  • 実家を相続した世代が誰も住まない

などが理由で実家じまいが行われます。

具体的には以下のような作業をしていくことになります。

  • 家の中の物をすべて整理、処分する。
  • 家具や家電を売却、リサイクル、または廃棄する。
  • 空き家となった家を売却または譲渡の手続きをする。
  • 生活にかかる各種の契約や公共料金の終了手続きを行う。

しかし実家じまいは、このような物理的な作業だけでなく、家族で暮らした思い出をはじめとする感情的な側面も入ってくるため、家族各人の心理状態にも左右され、その点がデリケートで手間がかかることが多いです。

親にとっては長年暮らした我が家がなくなる寂しさがあるのはもちろんですが、親が亡くなった後でも、相続した子世代にとっても思い出のある実家がなくなることは、寂しいと感じる人も多くいることでしょう。

そのため、家族間・兄弟姉妹間の丁寧なコミュニケーションや感情のケアをすることなく実家じまいを進めてしまうと、トラブルが発生しがちです。

また、物理的な作業(時間も手間もかかる)に限界を感じて業者に頼むとなった際には、結構な金額がかかってきますので、その費用負担も揉める原因になることが多いです。

 

実家じまいのブログ・実家じまいノート

物屋敷 直太
私の母親は後期高齢者のひとり暮らし。妻の実家は両親とも健在ですが、やはり後期高齢者。年齢的に介護や実家どうする問題がとても身近です。

両家どちらも親の持ち家(一戸建て)ですが、私の兄弟姉妹、妻の兄弟姉妹、みんな自分の家庭があり生活の拠点が他にあるので、実家を継いで住む予定はありません。

つまり、いずれ実家じまいをする必要があることは明らかです。

しかも、生活拠点や生活スタイルから見ると、両家ともに、家族の中で親と実家を見守る主力になるのは我が夫婦になりそうなんですよね。

よりによって、我が夫婦は長男長女の結婚という…

そのため、実家じまいについて勉強をはじめたのですが、同じような境遇の方と知識を共有できればと思い、このブログメディア「実家じまいノート」を立ち上げました。

また、実際の実家じまいはまだ少し先のこととしても、物を捨てられない母が物屋敷に状態にしてしまったので、その私の実家を少しづつ片付けることも始めました。

その顛末を記録したページも作成中です。
実家が物だらけ 物屋敷の片付けブログページ(準備中)

私は、実家を相続した人からその家を購入したことが何度かあり、また、片付けサービス・遺品整理会社の仕事を手伝うこともあるので、その辺りのことも実体験として当ブログに書いていきたいと思っています。

 

実家じまいのやり方は?

実家じまいを進める際には、計画的に段階を踏むことが効率的です。以下は、実家じまいの基本的なやり方と、その進め方のステップです。

事前の相談・コミュニケーション

実家じまいの理由や必要性を家族間で共有し、話し合いを行います。

予定のタイムラインや大まかな計画を立てます。

物の整理・選別

大切なものや必要なものを選び出し、保存します。

不要なものは分別して捨てる、リサイクルする、売却する、寄付するなど、適切に処分します。

遺品整理や遺産分割など、感情的な面が絡む場合は家族全員で話し合いを行い、平和的な解決を目指します。

大型家具や家電の処理

売却やリサイクル、廃棄などの適切な処理方法を選びます。
一部の家具や家電は、専門の業者を利用することで効率的に処理できます。

住宅や土地の処理

売却や賃貸、もしくは今後の使用計画に基づいて、不動産の処理方法を決定します。
必要に応じて、不動産業者や税務士、弁護士などの専門家のアドバイスを受けることを検討します。

契約や手続きの解除・変更

電気、ガス、水道などの公共料金の解約手続きを行います。
郵便の転送手続き、住所変更の手続きなども忘れずに実施します。

清掃

最後に、家をきれいに掃除し、新しい所有者や次のステージに移行します。

記録の残し方

写真を撮る、家の歴史や思い出を文章にするなど、家族の歴史や思い出を後世に伝える方法を考えることもできます。

感情のケア

実家じまいは感情的な負担が伴うことが多いので、家族や関係者の気持ちを大切にし、サポートしあうことが重要です。
実家じまいは大きな作業ですが、家族や関係者との協力とコミュニケーションを大切にしながら、計画的に進めることでスムーズに実施することができます。

 

実家じまいのタイミングはいつ?

「実家じまい」のタイミングは、家族の状況や背景により異なります。

以下は、実家じまいを検討する一般的なタイミングの例です。

親の死亡時

親が亡くなった後、遺産整理や遺品整理の一環として実家の処分や片付けを行うケースが多いです。

親が高齢者施設への入居時

親や家族が高齢者施設や介護施設に入居することになった場合。長期間家を空けることになるので、その際に実家じまいを行うことが考えられます。

子供の独立時

すべての子供が家を出て独立した場合、親が一人や夫婦二人だけの生活となり、大きな家が不要と感じた時。

住宅の老朽化が進んでいる時

家そのものが古くなり、修繕やリフォームが必要になるが、高齢や資金面でそれが難しい場合。

経済的な理由

家の維持費が負担となり、売却や賃貸を検討する場面。

地域の環境変化

地域の過疎化や天災などで住む環境が変わり、移住を検討する場合。

実家じまいのタイミングは、これらの具体的なシチュエーションだけでなく、家族の価値観や生活の選択、将来のプランによっても大きく変わります。

一家族ごとの状況やニーズをしっかりと考慮しながら、最適なタイミングを見定めることが大切です。

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実家じまいをするにあたって気をつけるべきこと

実家じまいは、様々な点で注意が必要な作業です。以下に、気をつけるべき点をいくつか挙げてみましょう。

感情的な対応

実家じまいは、多くの人にとって感情的な困難を伴う作業です。懐かしい思い出や、家族の絆が詰まった家を片付けるのは簡単なことではありません。そのため、感情的にならないように心掛けることが大切です。

適切な整理

実家の中には、大量の物があります。その中には価値があるものもあれば、不要なものもあります。価値があるものと不要なものを見極め、それぞれ適切に処分することが重要です。また、大切な思い出の品や家族の遺品など、精神的に価値があるものも適切に保管しておきましょう。

リサイクルや廃棄物の処理: 家具や電化製品、衣類など、大量の廃棄物が出ることが予想されます。リサイクル可能なものはリサイクルし、不要なものは適切に廃棄しましょう。地域のルールに従って処理を行うことが大切です。

資産の評価

不動産や家具、宝石などの価値ある資産は適切に評価しておきましょう。特に不動産は、税金や売却のために正確な評価が必要となります。

専門家の利用

大量の荷物の処理、資産の評価、家の清掃など、実家じまいは大変な作業が多いです。必要に応じて、遺品整理や不用品処分、不動産評価などの専門家を利用するのも一つの手です。

遺品整理の際の親族とのコミュニケーション

遺品整理を進める際には、親族とのコミュニケーションも重要です。特に遺産分割などで意見が分かれることもあるため、予め話し合いを行っておくと良いでしょう。

郵便や公共料金の手続き: 郵便の転送や電気、ガス、水道などの公共料金の解約などの手続きも忘れずに行ってください。

時間の計画

実家じまいは思った以上に時間がかかる作業です。計画的に進めるためにも、十分な時間を確保してから作業を開始することをおすすめします。

以上のような点に気をつけながら、段階的かつ計画的に進めていくことが大切です。

 

実家じまいは親の終活のお手伝い

物屋敷 直太

 

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